2021年7月3日、私たちの活動拠点でもある大阪市立総合生涯学習センターにて、同センター主催ネットワークサロン『ところで、思春期の「男らしさ」と、どう向き合ってる?』を開催しました。
昨年、(公財)京都市男女共同参画推進協会と共同制作したGender Hand book vol.2『#ボクらは誰も傷つけたくない~「男らしさ」の謎を探る冒険~』を題材に、思春期の男の子たちにさまざまな悩みや葛藤をもたらす「男らしさ」について、大人たちはどう向き合うか。ブックレットを解説しながら、作成への思いを参加者の皆さんと共有いたしました。
参加者からは、以下のようなコメントをいただきました。
「(冊子にある)思春期の男の子の集団にある謎ルールには共感できる」
「これから思春期を迎える子どもにどう向き合うか、子育てに活かしていきたい」
「子どもたちの言動にとっさに対応できるよう、今日得た視点をアウトプットするような場があれば」
「そもそも「男らしさ」をどうとらえればいいのか」
「自身の中にもある「有害な男らしさ」へ気づくきっかけになる」
学校教員やスポーツクラブの指導者、子育て中の保護者の方、そして思春期を過ぎたばかりの大学生など大人になった私たちが、思春期の男の子たちと関わる中でどのように向き合っていけばいいか、今後も共に考え実践する場をつくっていきたいと思います。ご参加ありがとうございました。
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思春期男子のモヤモヤにどう向き合う? 『 #ボクらは誰も傷つけたくない ~「男らしさ」の謎を探る冒険~』発刊記念イベント
文:小倉祐輔(WRCJ事務局)
編集・構成・動画撮影編集:松田明功(WRCJ事務局 / スタジオ・ボウズ)