私たちWRCJは、ハラスメントは一部の被害者と加害者の間ではなく、社会全体でその解決に向けて行動することが求められる問題と考えています。
ハラスメントのない市民生活に向けて、一人ひとりが日常的にできることについて、参加者の市民とともに考える機会として、下記2つの公開講座を開催いたします。
WRCJ共同代表である伊藤公雄、安藤哲也、多賀太がそれぞれの活動する分野から、ハラスメントをなくすためのできることは何か、提言します。
ぜひご参加ください。
11月12日(月)19:00〜
(終了)#WeToo〜男性にとっての性暴力問題
DVやセクシュアルハラスメントの加害者の多くは男性です。だから、この問題に対応するためには、男性に働きかけることが必要です。
でも、男性の多くは、この問題が「自分(たち)の問題」だとは考えてこなかったのではないでしょうか。
なぜ男性の一部は、女性に対して「暴力」を振ってしまうのでしょうか? そこには、男性の女性に対する固定的な思い込みがあるのではないかと思います。
女性に対する「支配」的立場をとるのが「男たるもの」当然だと考えている人さえいるようです。他方で、多くの男性は女性のサポートを前提に、自分の生活を組み立てています。
男性の生き方を見つめつつ、暴力に訴えることのない男女関係を探ります。
■講師 伊藤公雄(WRCJ共同代表、京都産業大客員教授)
■日時 2018年11月12日(月)19:00〜21:00
11月30日(金)19:00〜
(終了)“イクボス”から“フェアボス”へ
〜セクハラ、パワハラのない職場づくりをめざして〜
働き方改革が叫ばれる中、各自治体の首長や企業の経営者が「イクボス※」宣言をするなど、ワークライフバランス実現への取り組みが広がっています。
その一方で、いまだに多くの職場で、セクハラやパワハラの被害に遭って苦しんだり仕事が続けられなくなったりしている人が大勢います。
女性はもちろん、男性にとってもセクハラやパワハラは他人事ではありません。特に上司の立場にある人は、部下が問題を起こさないか、自分が訴えられないかと不安なのではないでしょうか。
誰もが働きやすい「フェア」な職場づくりのために、職場の一員として、市民として何ができるかを参加者とともに考えます。
※「イクボス」とは、部下のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績でも結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司のこと。
■講師 安藤哲也(WRCJ共同代表、NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事)、多賀太(WRCJ共同代表、関西大教授)
■日時 2018年11月30日(金)19:00〜21:00
■場所(いずれも) 大阪市立総合生涯学習センター 第3研修室
(大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階、GoogleMap )
■参加お申し込み
参加申し込み受付は終了いたしました
■定員 各回30人
■参加費 無料
■フライヤーダウンロード
主催 一般社団法人ホワイトリボンキャンペーン・ジャパン
大阪市NPO・市民活動企画助成事業