2021年8月28日、初めてのオンライン・チャリティー講座「コロナ禍での女性への暴力をなくすために男性に何ができるのか」を開催しました。
※2021.11.17追記
8月に開催したオンライン・チャリティー講座「コロナ禍での女性への暴力をなくすために男性に何ができるのか」で皆さんからお預かりした寄付金は、全額「NPO法人全国女性シェルターネット」へ寄付させて頂きました。講座へのご参加、並びに寄付での応援を頂きまして、誠にありがとうございました。今後とも、「女性への暴力撲滅」に向けて、ともに活動していきましょう
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、女性に対する暴力の深刻さが一層、顕在化しているなか、その解決に向けて今、男性に何が求められているのか、何ができるのかをテーマに、全国各地からご参加いただきました。
性暴力やハラスメントなどの問題に長く取り組まれ、全国女性シェルターネットの共同代表をされている北仲千里さんにご講演いただきました。
「ジェンダーに基づく暴力」の視点から、コロナ禍における女性への暴力の実態と、国内における被害者支援や加害者対策をめぐる課題、オンライン化に伴って顕在化された「デジタル性被害」の現状等についてお話いただきました。
また後半では、日本での男性相談事業に創成期から携わってこられた濱田智崇さんに、「男性相談」から見えてくる男性と暴力をめぐる状況や、ジェンダー不平等な社会が引き起こす暴力の被害加害の実態についてお話いただき、ディスカッションしました。
参加者の皆さんからも、多くのご質問やご意見をいただきました。限られた時間のため、十分にお答えできていない部分もあったかと思いますが、今後も学習会やホームページでの情報発信を続けて参ります。
ぜひ周りの方々に学びを共有し、ジェンダーに基づく暴力をなくすためのアクションへ、ともに歩みを進めていきたいと思います。