2021年2月9日付読売新聞に、企画・編集のブックレット『 #ボクらは誰も傷つけたくない~「男らしさ」の謎をめぐる冒険』の紹介とともに、共同代表の伊藤公雄が旧来の男らしさについて、コメントしました。
女性蔑視引き起こす「有害な男らしさ」とは何か(2021.2.9読売新聞大手小町)
https://otekomachi.yomiuri.co.jp/news/20210212-OYTET50003/
伊藤は「勇敢でたくましい」とする旧来の男らしさへのこだわりが、「女より男が上」とする差別意識、女性蔑視や性暴力を引き起こすことがあるとする一方、男性基準だった社会に変化が起きるなかで、変化に対応できないまま不満や不安を抱える男性が増えていると指摘。
また「男なら弱音を吐くな」などと言われて育った男性は、つらくても誰にも相談できず苦しんでいるケースもあり、男らしさの無用なこだわりを解きほぐすことは、男性にとっても必要だと訴えました。
『#ボクらは誰も傷つけたくない』配布中
(公財)京都市男女共同参画推進協会と共同制作した『 #ボクらは誰も傷つけたくない~「男らしさ」の謎をめぐる冒険』は、思春期から始まる男らしさと暴力の関係にクローズアップしたブックレットです。PDFが無料閲覧・ダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
文・編集・構成:松田明功(WRCJ事務局 / スタジオ・ボウズ)