(2018.1.13追記)当日の模様をYouTubeにアップいたしました。
「Road to a Fair Man」は盛況のうちに終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました!
「ね、フェアメンにならない?」若者へのアプローチを考える
WRCJでは来たる11月23日(木・祝)、一般財団法人大阪市男女共同参画のまち創生協会との共催で、公開シンポジウム「Road to Fair man -若きフェアメンを増やすには-」を開催します。
女性への暴力を選ばず、女性と対等な聞係を築く男性「フェアメン」。そうした若きフェアメンを増やすには? がメインテーマ。
今や社会問題となっているデートDVの予防セミナーを実施している各団体の事例を交えて、若者へのアプローチ法を考えます。
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【開催趣旨】
婚姻関係にないカップルの間で起こる暴力である「デートDV」。これを予防すべく、全国各地で様々な予防のための取り組みが少しずつ行われるようになっています。
各地の行政や民間団体によるこうした地道な取り組みにより、これまでに多くの若者たちに、DVに関する基礎知識や暴力のない対等な関係の大切さが伝えられてきました。
こうした教育を受けた若者たちの多くが「デートDVについて知れてよかった」「勉強になった」といった感想を寄せる一方で、一部の若者たちからは「一方的に考え方を押し付けられているようでいやだ」「男が加害者扱いされているみたい」といった反発の声も聞かれるもの事実です。
現在のデートDV予防教育は、どこまで若者の心に響いているのでしょうか? 交際していない若者たちにも、他人事ではなく身近で重大な問題だと気づいてもらうためにはどうすればよいのでしょうか? 女子よりもこの問題を他人事と見なしやすい男子に、当事者としてより関心を持ってもらうにはどうすればよいのでしょうか?
この度、ホワイトリボンキャンペーン・ジャパンでは、デートDV予防に関心を持つ様々な立場の人々が集まって、若者の心により響くデートDV防止教育のあり方について話し合うシンポジウムを企画しました。
事例報告では、行政と民間団体それぞれの立場から長年デートDV予防教育に取り組んでこられた「大阪市男女共同参画のまち創生協会」様と「えんぱわめんと堺/ES」様から、取り組みのご紹介と課題などについてご報告いただきます。
続いて関西大学文学部多賀太ゼミ3年生から、大学生への聞き取り調査の結果を踏まえて、若者の心に響くためのポイントを提案。
WRCJからは、暴力を振るわない男子・男性にも、DV問題を他人事とみなすのではなく、その予防のためにできること、すべきことがある問題だと感じてもらうためのアイデアを紹介します。
パネルディスカッションの後には、参加者の皆さんが、お菓子をつまみながら気軽に交流し話し合える交流会も開催。
行政、民間団体、教育関係の方々、若いお子さんを持つ保護者の方々、そして中学、高校、大学生をはじめとする若者の皆さん、デートDV問題に関心がある方、デートDVについてもっと知りたい方ならどなたでも、ぜひご参加ください。
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■フライヤーダウンロード
■日時 2017年11月23日(木・祝)14:00〜16:15(開場13:00)
■場所
クレオ大阪 中央館(大阪市立男女共同参画センター)
(地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽丘駅」1・2番出口から徒歩約3分、GoogleMap )
■プログラム
- 事例報告「デートDVをなくすための取り組み報告」
1.一般財団法人大阪市男女共同参画のまち創生協会
2.NPO法人えんぱわめんと堺/ES
3.関西大学・多賀太ゼミ3回生
4.一般社団法人ホワイトリポンキャンパーン・ジャパン(WRCJ) - パネルディスカッション
「若者にひびくデートDV予防プログラムを考える」 - 交流会(16:30〜18:00、別途参加費500円)
■参加費 500円(交流会参加費 500円)(当日受付でお支払いください)
■定員 100人(定員になり次第締切)
■主催 一般社団法人ホワイトリポンキャンパーン・ジャパン(WRCJ)
■共催 一般財団法人大阪市男女共同参画のまち創生協会
■協賛 夕陽丘基金・国連ウィメン日本協会大阪